おたく的備忘録

なんとなく忘れたくないことを残しておくメモ帳。

拒否に対する考え方のはなし

こういう記事書くのどうかな、と思っていた時期もあったけど1つ記事を書き切ったら吹っ切れてしまったので書きたい。

オタクやってたら永遠の課題となるであろう、ガチ恋リアコ同担拒否の話。同担拒否に関してはそもそもジャニーズの「担当」という言葉のなごりが残っているあたり、発端はここからなのかなぁ。おたくをしていて行き着いた一つの意見として読んで頂ける方には読んで欲しい。

 

それで、もう突然私の話。
私はリアコっぽいところはあるけど同担拒否(推し被り拒否)ではない。これを言うと長年の友達には嘘つくんじゃねえって肩パンを食らうんだけど、私の中では本当にそうなのだ。ただし、三次元に限る


私は二次元においても三次元においてもとにかく夢女だ。フォ○スト/n○noさんなどのサイトには中学生の頃からお世話になっているし、今更夢が足りなくて占い○○ールに手を出したりするし、友人にはねだってごねて夢イラスト(二・三次元問わず)を描いてもらったりするような人間。でもこの夢思考の中にも分岐点がある、と私は思っている。

 

二次元においては公式から出されているものが全てだ。だって彼らは勝手に恋愛をしたりしないからそういう衝撃的なスキャンダルはないし(重要)、ゲームがあれば細部が描かれ、苦悩と泣きながら向き合ったり、それをのりこえて私と<彼>は本当に付き合ったりする。(本当という言葉を辞書で引くのはやめて欲しい)
これにおいての<彼>が何通りも存在するのは、私は嫌だ。原作は一通りしかない。一つしかない。乙女ゲームならBADエンドとか、他キャラ攻略ルートにおける<彼>を好きになるみたいな話はあるけど、それは違うだろって思う。わかるけど。だって何時でもかっこいいもん。でもそれは確かに存在する一人の<彼>の別の側面でしかないから、私以外の彼女が、相手が存在するというのは考えたくない。だから、推し被りは出来るだけ目に入れたくないし、入らないところでひっそり楽しくいきて生きたい。無理やり目に入ってくるやつがいるなら潰したい。全力を出して。

これが少年誌系の夢女となると、原作者様の供給と(いろんな意味で)戦って一喜一憂していく事になる。だって、作中の彼らが存在しない私に恋しないもんね!(それはそう。)でも、漫画ってワンシーンにおいても様々な解釈がある。だから私の解釈で好きになった<彼>を他人とは共有できないし、他の考え方があってもふーんとは思うけどその<彼>の事を愛さないから交わらない。推し被りは拒否しているんじゃなくて、【存在していない】と思って生きている。超ご都合主義。


でも、三次元は違う。三次元においての<彼>は存在している。私の知らない部分が必ず【存在】しているのだ。だからスキャンダルが上がる。(これ重要)

もちろん三次元の彼に対しても夢思考がある訳なんだけども、それは二次元でいうところの「パロディ夢」の一種でしかないと私は思っているのだ。

だから、実際に存在している<彼>においては一緒にかっこいいと言ってくれる人が欲しい。誤解を恐れず言うのならば、彼しか見ていない友達が欲しい。たとえ1フレーズしか歌わなくても、後ろで踊っているだけ、ガヤとして出ているだけでもそこに存在してる一挙一動全てを見ている(所謂定点カメラをしている)ような友達 が欲しい。メインパートすっとばして、ライブ代・舞台代を全て費やして話の本筋じゃなくて<彼>を見ている友達。見逃した所を「何で見逃したのあそこ最高だったのに!」って言い合えるような。
若手俳優の元推し…正直この夏に出戻りそうな推しの時から、余計にその思いが強くなった。パートが少ない。殆どがバックダンサーかハモりしかない。故に、推しがいなくて純粋に舞台を見に来ている子が私の推しの良かったところを見ていてくれているなんてことがまあ、ない。そんな寂しさを味わったとき、推し被りのありがたさを知った。推し被りは同じところを大体見てる。お互いよそ見するシーンはあれど、大体同じ話が出来て沸ける。たのしい。
でもこれは全通して彼だけを見ている、所謂「ガチ恋」「ガッツ」には通用しない。私はMAXで地方平日を干して通った事しかない。この行かなかった地方平日は何をしていたかってバイトをしていたんだけれども、その時間に考えていたのは”頼むから今日日替わりネタ来ないで”だったし、これって全通すれば解決する。それはそう。でも私は大学を蹴れなかったから、その程度なんだろうな~と思う。だから【リアコスタンス】というだけでリアコは名乗らない。卑怯といわれたらそれはちょっと言い訳できないけど許して欲しい。


だから、三次元においても夢を見ている私としては、夢女子の私と推し(担当)を推している時の私はちょっと違う人格くらいに考えて欲しいな~と思っている。三次元の<彼>に対しての夢思考や勝手な理想論の妄想は私の脳内と身内だけのアカウントで細々とやっているので、新しく出会ったフォロワーさんや友達にこの考えを押し付けたりは絶対にしない。理解してくれると思った人にはぶんなげるかもしれない、けど。かもしれないっていうか投げるよ。一緒に妄想して幸せな生活を送ろうよ。その程度。(このブログを読んだ身内はどうか私をブロックしないで欲しい)
 
ここまでを踏まえた上で私は同担拒否じゃないと、言い張っている。

異論も反論もあると思うんだけど1オタクの行き着いた先としてふーんと思って欲しい。